城下町小田原でキャンドルを作ったり灯したりしています。販売や講師としても活動中。

上質なキャンドルライフの為に

キャンドルは心身共にストレスを和らげ、リラックス効果や癒しの効果がある事が科学的実験により証明されています。
キャンドルの炎が揺れる不規則なリズムを「1/f(エフブンノイチ)のゆらぎ」と言い、私達の心拍のリズム、
そして、自然界ではそよ風や小川のせせらぎなど、私達がとても心地よく感じるリズムなのです。
しかし、この効果も上質なキャンドルを安全な方法で使用しなければ、リラックスや癒し効果どころか、
有害性の物質を発生させる恐れがあり、人体や環境に悪影響を及ぼす可能性もあります。

近年、エコをうたい、キャンドルを灯すイベントや、カフェやご自宅でもキャンドルを灯して楽しむキャンドルナイトなど、
日本でもキャンドルを灯す機会が増え、一般的になりつつあります。
人にも環境にも優しい、上質で安全なキャンドルライフを楽しむ為に、
色や形などのデザイン性や、ワックスの種類、キャンドルのブランド、単なる値段の安さ、高さだけで選ぶのでは無く、
是非、キャンドル素材の質にも目を向けて選んで頂く事をお薦めします。

キャンドルの素材について

< 蝋 >

当キャンドルで使用しているワックスは、主にパラフィンワックスを使用しております。
パラフィンワックスは、石油から精製されている天然のワックスであり、蜜蝋、パーム、大豆などと同様、
貴重な自然界の恵みから作られています。
石油系、動物系、植物系、どの種類のワックスも製品の「質」の良し悪しはそのワックスに含まれる不純物の多さ、
そして、その不純物を取り除く為の精製処理の仕方により決まってきます。
単に、動物系や植物系ワックスだからと言って全てが無条件に安全であるとは言いきれません。
キャンドルを灯したら頭痛がした、などの話をお聞きした事がありますが、それはワックスの質が粗悪なものであったり、
キャンドルに含まれる香料の質が悪かったりという原因が考えられます。
その中でも、当キャンドルのパラフィンワックスは、誤って食べてしまっても問題の無い程、大変高度に精製されておりますので、
嫌な臭いや有害性の物質を出す事無くお使い頂けます。

< 芯 >

綿100%でできたキャンドル専用の芯を使用しております。
燃やすと有害物質を発生させる恐れがある、芯の中に金属(亜鉛、鉛など)が入っている芯は使用しておりませんので、
安心してお使い頂けます。

< キャンドルの着色料 >

天然の鉱物を原料としたキャンドル専用の顔料を使用しております。
キャンドルの色づけには、顔料、染料、などが使われます。
染料は顔料に比べ、大量に使用しても目詰まりを起こしにくいという利点の反面、
退色が激しく、他の物に色移りもあります。また、原料は植物ですが、色を抽出する際に科学物質を使用している場合が多く、
そういった理由から、当キャンドルは天然の鉱物が原料である顔料を使用しております。

キャンドルご使用にあたっての注意事項

  • キャンドルは不燃性の水平な受け皿の上に置いてご利用下さい。
  • カーテンなどの燃えやすい物が近くにないか、また、強い風で倒れる事が無いかを確認して下さい。
  • キャンドル燃焼中はそばを離れず、離れる際は必ず火を消して下さい。
  • キャンドルの火が大きすぎる場合はススが出る原因にもなりますので、一度火を消し、芯を5mm程度の長さに切ってから再度ご利用下さい。
  • 火を吹き消すと、溶けている蝋が飛んだり、煙が出たり、煙臭くなる事があります。
    割り箸などで火のついた芯を下からこすって消すと、綺麗に消す事ができます。
  • 見た目のデザイン性により製品によっては芯が長い場合がありますので、灯す時点で芯を5mm程度の長さに切ってからご利用下さい。
  • ドライフラワーやハーブをあしらったキャンドルは、キャンドルの炎で燃える場合がありますので、炎が近づいたら必ず取り除いて下さい。
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